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「カダール」令和元年度 事業報告一覧

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令和元年度 カダール事業報告一覧

女の生き方塾プロデュース 笑顔キラキラプロジェクト
   市民公開講座『笑顔でのりきる人生の心と体の変化』

日時:2020年2月16日(日) 13:00~16:00 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホール
参加人数:68人

◆講師◆
【講演】「笑顔でのりきる人生の心と体の変化」 
 講師:医療法人 内科おひさまクリニック 院長 冨山月子さん
【笑いヨガ】
 講師:青森笑いヨガ研究所 主宰 笑いヨガティーチャー 津島弘美さん

 令和2年2月16日(日)、AV多機能ホールにおきまして「女の生き方塾」プロデュース市民公開講座「笑顔でのりきる人生の心と体の変化」が開催されました。
 「女の生き方塾」笑顔キラキラプロジェクトとは、一般公募で集まった女性企画委員が企画会議を重ね、笑顔でキラキラ過ごせるために女性が抱える社会的課題を明らかにし、その解決を図る意識と行動力を養います。今年度で3期目となり、今回の市民公開講座も企画から運営まで行いました。
 第一部は医療法人 内科おひさまクリニック院長 冨山月子さんによる講演会「笑顔でのりきる人生の心と体の変化」、性別にかかわらず、人生における心身の変化を理解し、家庭や職場の対処法など、様々な情報を得る機会となりました。
 第二部はそれぞれのブースを企画委員が担当し、参加型情報交換会「知りたい人、教えたい人、大集合」と題し、
1.「ママパパきゅうけいしつ」子ども連れで子育ての悩みなどを話す場
2.「青森ビギナー雑談会」転勤してきた人など青森の情報交換、
  ハンドメイドワークショップやお片付け相談会
3.「心もカラダもリフレッシュ」
 ・筋肉反射テストで遊ぼう
 ・アロマde指ヨガ
 ・足裏健康法
の3ブースを用意し、目的別に好きな場所で楽しんでもらう場となり、参加者も企画委員もスキルアップにつながる講座となりました。
 ブレイクタイムの青森笑いヨガ研究所 主宰 笑いヨガティーチャー 津島弘美さんによる「笑いヨガ」はハイタッチや手を繋いだりする動きもあり、参加者同士が笑顔で幸せを感じる機会となりました。
 次年度も内容を変えて開催予定なので、是非お楽しみに!
女の生き方塾企画委員も5月以降募集予定なので企画委員として企画運営に携わってみませんか?
こちらもお待ちしています。

プチマルシェ

日時:2020年1月26日(日) 10:00~16:00
                   1月27日(月) 10:00~16:00
場所:駅前スクエア
参加人数:26日 5出店 来場者106人
     27日 4出店 来場者181人

◆出店◆
【26日の出店ラインナップ】
・Felicien:メモリーオイル、ミニミニハーバリウム、ミニミニ千羽鶴
・虹の花art project:パステルシャインアート
・ふっとらっく:TCカラーセラピー 
・mammy-mell:布小物、キッズアクセサリー、ハンド&フットリフレクソロジー
・KUB:革製品販売

【27日の出店ラインナップ】
・フットサロン爽やか:ベネシュ健康靴、足裏診断
・healingsalon Ten-kara:アロマ関連商品、手作り小物
・リラクリゾートPlumeria Lima:ハワイアンロミロミ&ホットストーン
・Atelier de Moyo:手作りクラシカルアクセサリー、アンティーク布、輸入菓子
 
 カダールの「プチ起業塾」を修了した女性たちの、個性豊かなチャレンジショップ「プチマルシェが、今年もアウガ1階駅前スクエアにお目見えしました。
 自分の技術や作品を「買って」もらえるのかドキドキの出店者たちでしたが、いざお客様を迎えるとにこやかに会話を楽しみながらいきいきと「店主」を務めていました。実際に接客をした経験は、大きな財産になることでしょう。

カダールフェスタオープニングライブ~昭和、平成、令和も 
 みんなで楽しく!ウエルカムライブ2020@カダール

日時:2020年1月25日(土) 13:30~15:10
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホール
参加人数:212人

◆出演アーティスト◆
・222トラストバンド
・FUMIYA
・GMU

 今回で19回目のカダールフェスタとなります!
カダールフェスタは、「カダール」がオープンした日である1月26日を記念して9日間開催されます。
カダール登録団体や市民団体のみなさんの活動発表や交流の場となっている市民活動企画展です。
今年は45団体のみなさんが男女共同参画の視点を意識して、65の企画を立てて参画してくださいました。
 幕開けとなるオープニングは、昨年のフェスタの様子と今年度参加する団体のPR映像でスタート!
 メインイベントは、地元で活躍する3つの音楽ユニット、「222トラストバンド」、「FUMIYA」、そして青森市観光大使の「GMU」による華やかなライブコンサートです。
 性別を超え、時代を超え、会場が一体となって盛り上がり、手拍子や歓声を響かせながらライブを楽しみました。
フィナーレは未来に向かって頑張っているすべての人への応援ソング「パプリカ」を歌って踊り、感動と元気溢れるオープニングイベントでした。


男の生き方塾 ~ 青森(いなか)暮らしの楽しみを知る!~
第4回目「あおもり男子キッチン~簡単ピザ&おつまみ~」

日時:2019年11月30日(土) 10:00~12:00 
場所:青森市働く女性の家「アコール」料理室
参加人数:11人
対象:40歳以上の男性

◆講師◆
川上 美子さん(フードコーディネーター)

 「男の生き方塾」第4回目の講座は青森の「食」を楽しむとして、青森県産の食材を使ったメニューをメインとした料理教室となりました。レシピは企画会議にて話し合い、料理経験の浅い参加者でも覚えやすく、身につくように簡単に作ることができるものを講師にお願いしました。
 講座はまず講師のお手本を見てから、それぞれのグループに戻り調理を開始するという流れとなり、ピザの生地作りから始まりました!
 手や調理器具を汚さぬよう袋に材料を入れてこねて作る方法に参加者は驚きながらも協力し合い、交替しながらこねていました。初対面の参加者が多かったもののピザの生地作りで協力しながらこねたことがアイスブレイクとなり、コツを講師に質問したり、アドバイスをし合いながら朗らかな雰囲気で講座は進んでいました。
 最初はなかなか手を出せなかった参加者も料理経験者のアドバイスを受けながら調理工程を経ていくにつれて積極的に参加するようになり、声をかけ合いながら協力して調理、盛り付けまでこなしていきます。料理を趣味としている参加者も家庭で応用できるようにと講師に積極的に質問をして、見識を深めていました。
 試食の時間になると「おいしい」という感想や笑い声があがり、参加者たちは青森の食と料理の楽しさを感じていたようです。
 アンケートでは満足の欄に大きく「大」を付け足していた参加者もおり、参加者の満足度が非常に高い講座となりました。

男の生き方塾 ~ 青森(いなか)暮らしの楽しみを知る!~
第3回目「藍×化学で切り開く『あおもり藍』ビジネス
 ~聞いて食べて体感して青森でできることを考える~」

日時:2019年11月24日(日) 13:00~15:00 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室
参加人数:11人
対象:40歳以上の男性

◆講師◆
高橋 晃央 さん(あおもり藍産業協同組合 企画営業部 部長代理)

 「男の生き方塾」第3回目の講座は地域ブランド「あおもり藍」について学び、青森の特産品が持つ魅力について改めて考える講座としました。また、地域の特産品を活かした起業も視野に入れ、自分ならどのようにビジネスを展開し、PRできるかシミュレーションができるグループワークを組み込んだ講座となりました。
 前半の座学では「あおもり藍」の歩みを学びながら藍のお茶を飲み、染め物以外にも活かせることを体感しながらの講義となりました。講師から「あおもり藍」を例に、起業するなら伝統と勝負せず新たな道を模索することや一社だけでは限界があり異業種との連携が大切なこと、素人だからできることがあること、そして「あおもり藍」ビジネスは代表理事が60歳を過ぎてからの起業だったことを語ると、質疑応答では刺激を受けた参加者から多くの質問が立て続けにあがりました。
 後半はグループに分かれて、各々が選んだ青森の特産品についてPR方法を話し合いました。話し合いはどのグループも話が尽きず、発表では旅行を組み込み特産品の地元ごとPRする方法などユニークな提案が発表されました。
 参加者は「あおもり藍」を通して青森が持つポテンシャルやブランド力に触れ、実際にビジネスにどう繋げていくか話し合ったことで自分のライフプランや将来のビジョンを考えるきっかけとしていたようです。

ママ美活&ジュニアクッキング~1UP(ワンアップ)した自分に出会う~

日時:2019年11月17日(日) 10:00~13:00 
場所:青森市働く女性の家「アコール」会議室・料理室
参加人数:26人
対象:働く母親と子ども(小学4~6年生)
共催:全国女性会館協議会、日本テトラパック株式会社

◆講師◆
ママ美活:石川知王子さん(美腸プランナー)
ジュニアクッキング:山谷詠子 さん、前多敬子 さん、森山恵里子 さん、中畑真利子 さん
          (青森市食生活改善推進員会改善推進員会)

仕事に家事にと忙しいお母さんにリラックスタイムをプレゼントし、子どもたちが作ったおいしい料理をあとから一緒に楽しむ講座です。
◆ママメニューは、美と健康の土台となる姿勢と腸のお話と簡単なストレッチ!
◆ジュニアメニューは、手のひらピザ・具だくさんスープ・豆乳もちパフェを作ります♪
 イベントなどの特別な料理ではなく、普段冷蔵庫にあるものを使った料理を作りました。
日本テトラパック社・全国女性会館協議会との共催だったため、参加者に材料費の負担をかけることもなく親子で参加できる講座となりました。
 今回参加した子どもたちは日頃から家事に参加している様子でしたが、初めての場所で料理をするのであらかじめ使用する調理器具は調理台に出し、スムーズに調理できるよう工夫しました。
同じ年代の子供たちが参加しているため調理・片づけを通してコミュニケーションが生まれ、後半では自然と仕事を分担し、スムーズに作業を行っていました。
 お母さんたちは会議室にて腸と健康・美容の話を興味深く聴き、ストレッチも積極的に行い、リフレッシュしていたようです。
参加したお母さんにとっても子供たちにとっても満足度の高い講座となりました✿

男の生き方塾 ~ 青森(いなか)暮らしの楽しみを知る!~
第2回目 公開講座「老後の資金に2000万円!?
            青森でどうする、どう暮らす?」

日時:2019年11月16日(土) 13:00~15:00 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室
参加人数:30人

◆講師◆
泉谷 博之 さん(ファイナンシャルプランナー)

 「男の生き方塾」第2回目の講座は、話題となっている「老後の資金に2000万円」問題をクローズアップし、青森でどう暮らせばいいかを考える講座を企画しました。
本講座は注目度が高い話題であるため公開講座とし、司会進行と受付を企画委員が担当しました。
はじめに2000万円問題とは一体何なのか、発端となった金融審議会の報告書について講師に説明してもらい、次に老後に備えて何ができるのか具体的な選択肢を提示してもらいました。
「人生の目標をしっかり持ち、数字に踊らされないこと」や「人の気持ちや状況は変化していく、自分に向き合い、ライフプランをその都度見直していくことが大切である」等、参加者は講師の言葉に真剣に聞き入り、細かくメモを取っていました。
 質疑応答では企画委員が率先して、講座企画のきっかけとなった自らが知りたい部分について講師に尋ね、それを皮切りに参加者からも様々な質問があがりました。
 今回の講座では問題の本質から、資金を確保する方法についてのメリット・デメリットも含めて丁寧に抑えることができ、参加者や企画委員からは、「具体的で良かった」「青森での暮らしについてより深い話を聞きたかった」「もっと青森の老後について質問を投げかければ良かった」という感想があがりました。

男の生き方塾 ~ 青森(いなか)暮らしの楽しみを知る!~
第1回目「はしご湯男子温泉ツアー」

日時:2019年11月2日(土) 8:00~15:00 
場所:青森市~東北町
参加人数:7人
対象:40歳以上の男性

◆「男の生き方塾」とは?
 一般市民より公募で集まった企画委員がアイデアを出し合い、企画された連続講座です。

 「男の生き方塾」第1回目の講座は、青森の資源である「温泉」をはしごする講座になりました。実際に現地へ赴き、温泉に入ることで地元の魅力を再発見し、インターネットや本だけでは伝わらない青森の温泉ならではの深い魅力を掘り起こしていきたいと企画された講座です。
今回の参加者は青森県外の出身や地元を長く離れていた参加者が多かったですが、企画委員が参加者の間に入り、移動時間を活かして意見交換を行い、初対面ながらも楽しく朗らかな雰囲気に包まれていました。
 「姉戸川温泉」の打たせ湯や自分の体も見えなくなるような「東北温泉」の黒い湯、歴史ある浅虫温泉街を散策しながら飲泉なども体験し、参加者からは「学生に戻った気分ではしゃいだ」と笑顔が漏れていました。
温泉について現地の方へ質問する様子も見られ、地元青森にはまだ隠された魅力があることを体感していたようでした。
 また「普段の自分なら入らず通り過ぎてしまう温泉だった、来て良かった」「楽しい旅だった、今度は津軽方面に行ってみたい」「また開催して欲しい」と改めて青森を散策したいという意欲と継続を望む声も!
 参加者は「温泉」を通じて青森の新たな楽しみ方や過ごし方を学び、今後の仲間や居場所作りのヒントを得たようでした。

 

みんなで歌おう うたごえ“おやじ喫茶”秋編

日時:2019年10月29日(火) 13:30~15:30 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホール・研修室
参加人数:230人
共催:男塾ROCKの会、NPO法人ういむい未来の里CSO

◆ゲスト・進行役◆
アコースティックデュオ たいぞう&IKUKO さん

 今回で9回目となる、毎年恒例の人気企画です♪
「男塾ROCKの会」と「NPO法人ういむい未来の里CSO」が企画運営を提案し、参加者の要望に応えて今年度より年二回の開催となりました。
 今年5月に開催した「春編」よりも更に定員を増やし、当日受付の参加者も含めて前回を大幅に上回る230人が集まりました!
 長年参加しているリピーターのほか、広報や口コミを通じて新規の参加者も多く見受けられ、共催団体らの長年の積み重ねと企画力、活動周知が良い結果へ繋げていることが伺えます。
 会場内は参加者らの熱気にあふれ、笑顔とともに歌声も高らかに響き渡っていました。自ら身体を揺らしリズムを取り、曲のリクエストでは次々と手が挙がります。
 アンケートでは今回も継続を求める声と次も参加したいという声が多くよせられ、「参加することによりストレス解消になった」、「青春を思い出した」という声もありました。
ワーク・ライフ・バランス講座として機能を高めている本講座を今後も継続、周知していきたいと思います。

 

カラフルリボンイベント「カダールで楽しい1日を!」

日時:2019年10月19日(土) 10:00~16:00 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」5階・6階全館
参加人数:179人

◆講師またはパネラー、ゲスト◆
・お米大使「親子おにぎり教室」
   協力:青森米本部
・パパも一緒にリトミック
   堀口沙織 さん(ピアノ教室dolce主宰)
・映画上映会「ぼくはうみがみたくなりました」
 協力:青森県発達障害者支援センター「ステップ」
・「川戸元貴先生のスポーツワークショップ」他 
 協力: 明治安田生命 青森支社 青森観光通営業所
・ハーバリウム 他:フローラ愛花 さん
・TCカラーセラピー:ふっとらっく 菊山由美子 さん
・おとなもこどももみんなでいっしょに10分間ストレッチ:ルーチェ 柿本敏恵 さん
・カフェキネシ de 願いを叶える体のきもち:キネシオロジーノート しらさかさなえ さん
・ウォーキング講習会 他:フットサロン爽やか さん
・ブレスレット作り:CAUTE ANGE さん

 2019年10月19日(日)カダール全館でカラフルリボンイベント「カダールで楽しい1日を!」が開催されました。お米大使「親子おにぎり教室」、パパも一緒にリトミック~家族で音楽の時間~、「ぼくはうみがみたくなりました」上映会、ワークショップなど、子どもから大人までたくさんの皆様にご参加いただき、延べ参加人数は179人と大盛況に終わりました。
 5色のアウェアネスリボンを集めてアンケートに答えると景品と交換できるカラフルリボンラリーも行い、リボンを集めていく中で、様々な色のリボンの意味を知る機会となったことと思います。来年度も開催予定です。
今回参加した方も、まだ参加したことがない方も次回は是非ご参加くださいね(*^^*)/

 

青森市男女共同参画推進月間オープニング
記念講演会「アンコンシャス・バイアスを乗りこえる」

日時:2019年10月5日(日) 13:00~15:00 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホール
参加人数:82人

◆講師◆
パク・スックチャさん(アパショナータInc.代表)

 10月の青森市男女共同参画推進月間のオープニングにあたり、フルートの調べにのせた「男女共同参画都市青森宣言」朗読の後、パク・スックチャさんを講師にお迎えして「アンコンシャス・バイアス」をテーマに講演会を開催しました。
 日本では、まだまだ男性優位の企業風土が女性活躍を妨げており、アンコンシャス・バイアスへの取り組みがカギとされています。
 アンコンシャス・バイアスは、誰もが持っている「無意識の偏見」つまり偏った見方や考え方のことで、育った環境や個人的な経験、マスメディアなどによって形成され、人やものについて判断し行動を起こす際に大なり小なり影響を与えています。
 私たちはアンコンシャス・バイアスが「ある」ということを認識し、特に職域においては、人を判断したり評価したりするときは一度立ち止まってゆっくり考えることが必要です。
 パクさんは「多様な人たちと接し一人ひとりを個人として理解することが、すべての人が尊重され受け入れられ気持ちよく能力発揮ができる社会につながる」と話を締めくくりました。

 

笑顔で活躍するための女性限定セミナー

日時:2019年10月4日(金) 13:00~15:00 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室
参加人数:31人
対象:女性

◆講師◆
パク・スックチャさん(アパショナータInc.代表)

 日本における女性活躍がなかなか思うように進まない…その要因として「女性の自信のなさ」に着目した講師による新開発の講座が、いち早く青森で開催されました。
 洋の東西を問わず、「リーダーシップ」と「男らしさ」には、その特性に多くの一致点が見られます。その特性を女性に当てはめると否定的にとらえられるのは「ジェンダー・バイアス(社会的・文化的に形成された性差別や偏見)」によるもので、女性活躍を阻む社会的な「カベ」であり、女性自身の中に存在する「カベ」でもあるのです。
 「女性に不足しているのは能力ではなく自信です。そして、自信は、自己の成果を認めたり前向きな言葉を使ったり小さなチャレンジをすることで習得できるのです」という講師の言葉は参加者に勇気を与えました。グループワークでは会場のあちこちで活発なデスカッションが交わされ、明日からどう行動すればよいか、お互いにヒントとエールを送りあい、笑顔と熱気のなかで講座は終了しました。

 

一人ひとりの性を大切にして生きる

日時:2019年9月29日(日) 13:30~15:30 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室
参加人数:26人

◆講師◆
針間 克己さん(はりまメンタルクリニック院長)

 性的マイノリティについての正しい知識や情報を得て理解を深めるために、針間克己先生をお迎えして講座を開催しました。
 針間先生は、長年精神科医として性的マイノリティ当事者に向き合ってこられ、また、日本性科学学会理事、日本精神神経学会「性同一性障害に関する委員会」委員であり、GID(性同一性障害)学会第20回大会では学会長を務められました。本講座では、そのご経験や知見から、性的マイノリティについて、最新の情報を織り交ぜながらわかりやすく話してくださいました。
 針間先生は、一人ひとり違う「性のあり方」について、L・G・B・Tの語源なども紹介しつつ説明し、当事者の現状をデータや諸外国の事例を引用しながら示しました。
また、当事者に対する適切な対応として「見守り」「受け入れ」「知識を伝える」の3つを挙げ、中立的な価値観が必要であると話しました。
 誰もがその人らしく生きられる社会の実現に向けて、私たち一人ひとりが今回学んだことを行動に活かしていくことが求められます。

 

プチ起業塾2019(2日間6講座)

日時:2019年8月29日(木)
                  ①10:00~12:00 ②13:00~15:00 ③15:15~16:00
         2019年9月12日(木)
       ④10:00~11:30 ⑤12:30~15:00 ⑥15:15~16:00 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室
参加人数:のべ98人
対象:女性

◆講師◆
①自分再発見!~わたしの「〇〇したい!」を知る!~
  たかはしたかこさん(カッチャート・プロジェクト代表)
②プチ起業センパイトークを聴く!~わたしの一歩は笑顔への扉~
  たかはしたかこさん(カッチャート・プロジェクト代表)
  佐々木香織さん(スイーツデコMIMY主宰)
③夢をカタチに~わたしの「これから」を描いてみる~
  佐々木香織さん(スイーツデコMIMY主宰)
④知っておこう「開業届」のこと~わたしらしいプチ起業のありかた~
  田中彩音子さん(NPO法人あおもり癒しの広場代表、
          healingsalon Ten-kara代表)
⑤プロから学ぶインターネット活用宣伝術~わたしに合ったPR法とは?~
  蝦名晶子さん(ディーシーティーデザイン代表、
         NPO法人あおもりIT活用サポートセンター副理事長)
⑥今日から始動!~わたしのアクションプラン~
  蝦名晶子さん(ディーシーティーデザイン代表、
         NPO法人あおもりIT活用サポートセンター副理事長)

 特技や資格を活かしてイベント参加したり、自宅などでサロンを始めたり…そんな「プチ起業」を目指す女性支援の講座を開催しました。
 プチ起業の内容が決まっている人そうでない人、参加者の状況はさまざまでしたが、現在の自分が持っている「資源」を確認し、各方面で活躍している先輩の話を聞き、プチ起業に必要な知識やスキルを学ぶなかで、どんどん「なりたい自分像」が明確になっていくようでした。
 参加者同士の交流や情報交換も活発に行われ、ネットワークの輪も広がりました。

 

防災出前講座「集中豪雨による川の氾濫に備えて」

日時:2019年9月1日(日)14:00~16:00
場所:青森市桜川福祉館
参加人数:17人

◆講師◆
青森県県土整備部河川砂防課 小笠原繁行さん
青森市男女共同参画プラザ「カダール」副館長 篠崎有香さん

 9月1日(日)桜川南町会と共催で防災講座が開催されました。県の県土整備部河川砂防課
の方から「明日に備えて~水害の現状と対策~」と題してお話をいただいた後、カダールスタ
ッフが実際の避難場所や持ち物、そして避難所生活について具体的に情報提供しました。
 災害はいつ起こるかわからないので普段から地域で意思疎通を図り、備えておくことが1人
ひとりの命を守るために大切なのだと、地域の皆さんと再確認できた講座でした。

 

市民活動企画展 参加説明会

日時:2019年8月28日(水) 13:30~14:45 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室
参加人数:28人

◆ファシリテーター◆
カダールスタッフ

カダールの誕生日(平成13年1月26日)を記念して毎年1月末に開催されている市民活動企画展(カダールフェスタ)。
今回の説明会は19回目を迎える企画展に参加を希望する団体のための第一歩です。
Q&A形式にしたり、パワポを使用したり、初参加の団体さんにもできるだけわかりやすく説明するように心がけました。
応募締め切りは10月15日、当日ご参加できなかった団体さんも応募できます。皆さまのご応募お待ちしております!

 

理想の自分(男)への第一歩
コミュニケーションスキルアップ&イメージカラー発見で魅力アップ!

日時:2019年7月27日(土) 13:00~16:15  
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室
参加人数:18人
対象:男性

◆講師◆
内面編:コミュニケーションスキルアップ講座 
    上明戸華恵さん(フリーアナウンサー)
外見編:パーソナルカラー講座 
    中田理香子さん(Healing& Beauty Rei Color代表)

男性対象講座が内面編と外見編の2部構成で開催されました。
内面編のコミュニケーションスキルアップ講座は、明るくテンポよくアイスブレイクから始まり、緊張しないコツ、自己紹介のコツ、会話のコツなど、すぐに使える会話術をお話ししてくださいました。
楽しく学び、受講生同士のワークでは和やかな雰囲気に(*^^*)
外見編のパーソナルカラー講座では、まずは講師からパーソナルカラーについての説明、自己診断そして受講生同士でパーソナルカラー診断。
みなさん戸惑いながらも似合う色(シーズンカラー)がどれか?を知ることができたようです。
その後シーズンカラーごとのファッションコーディネート例なども紹介してくださいました。
講座終了後も、個人的に質問する様子もうかがえ自分の魅力アップへの意識啓発の機会となったようです。
みなさん今頃は、似合う色でよりオシャレに!そして素敵なコミュニケーションができるナイスガイ!になっていることでしょう♡

 

実験ガールズ2019
~大学生の「センセイ」といっしょに楽しい3つの実験を体験しよう!~

日時:2019年7月20日(土) 10:00~12:00  
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホール
参加人数:25人
対象:小学生女子

◆講師◆
弘前大学教育学部教授 長南 幸安 先生
齋藤彩、笹原朋華、千葉咲楽、佐伯ちひろ、平涼菜、瀧野佑子(弘前大学学生)

今年度の実験ガールズは、弘前大学から6人の女子大学生の皆さんを講師に招いて「空気砲で遊ぼう!」「スーパーボールを作ってみよう」「手作りペットボトルルーペで観察しよう」の3つの実験を行いました。
参加したのは、小学1年生から6年生までの理科大好き女子25名で、3班に分かれて賑やかに実験が行われました。
空気砲づくりでは、切ったペットボトルに風船を取り付けるのが大変でしたが、出来上がった空気砲で、的にした紙コップタワーを狙って倒すと、歓声があがっていました。
スーパーボール作りは、薬品の分量をきちんと計ることや、なかなか大きな球にならなかったり、滑らかな球体にするのが難しかったものの、かえって歪な形のスーパーボールはおもしろい跳ね方をするのがわかりました。
ペットボトルルーペは、キャップに穴をあけて、ビーズをはめ込むのが大変でした。完成したルーペで、玉ねぎの細胞の観察をしました。
決まった時間の中で、3つの実験をするのは、大変だったと思いますが、参加してくれた皆さんには、十分に楽しんでもらえたと思います。
来年も新しい企画で、また実験ガールズを開催したいと思います。

 

脳と身体をリフレッシュ2019 ~脳に刺激を!らくらく運動で若さをキープ~

日時:2019年7月3日(水) 14:00~15:30
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホール
参加人数:60人

◆講師◆
川戸 元貴さん
プチヒ大学公認コオーディネーショントレーナー
一般社団法人BLUE ties Impression 代表理事、BLUE TOKYO KIDS 監督

ワーク・ライフ・バランスの重要性の認識を促す本講座には、今年も30代から80代まで幅広い年代の方々が参加しました。
座学では、運動神経は遺伝ではないことや脳と運動神経の関わりについて説明がありました。
実技ではそれを実践できるように簡単な運動に、計算や変化していくルールを加えて参加者の皆さんの脳を活性化させ、身体の動きに繋げられるような工夫がされていました。
 講師から「失敗したり、どうしたら良いかと考えている状態こそ、脳が活性化している」と教えられ、最初はうまくいかずに戸惑っていた皆さんもしだいに失敗を恐れずに挑戦するようになっていきました。
 笑い声があがるにつれ、ほぐれた身体を大きく動かすようになり、脳と身体を動かす習慣の大切さを実感していたようです。
会場内には明るい笑い声が響いていました♪
アンケートでは「また参加したい」、「日々の生活でも実践していきたい」という声に加え、「考える事が大事と教えられました」という気づきの声もありました。
 毎年人気のリフレッシュ講座はリピーターも多く、今年も参加者の申し込みが100%を大きく上回りました。
ワーク・ライフ・バランスの重要性を体感することのできる講座としての定着、そして気づきのきっかけとして、来年度も開催を継続していきたいと考えています。

 

みんなのきかくてん 団体交流会

日時:2019年6月21日(金) 13:30~15:30 
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室

カダールの登録団体や市内で活動する団体・グループの皆さんが一堂に集まり、
交流を深めながら団体の抱える悩みや解決方法を話し合いました!
グループワークの合い間には、ジャンケン小回りゲーム、サイコロゲーム、名刺交換タイムなど
たくさんのゲームを通して、常連さんも初めての参加の人もどんどん仲間を増やしていきました。
後半では、歴代のカダールフェスタオープニング映像を流した後、今年度のスケジュールを発表して終了です。
ご参加くださいました皆様、次回は8月28日の参加説明会でお会いしましょう♪

 

みんなで歌おう うたごえ“おやじ喫茶” 春編

日時:令和元年5月21日(土) 13:30~15:30
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホール・研修室
参加人数:191人
◆ゲスト・進行役◆
アコースティックデュオ たいぞう&IKUKO

 例年恒例になっている人気の企画です、今年で8回目となります!
「男塾ROCKの会」と新たに「NPO法人ういむい未来の里CSO」が企画運営を提案し、今年は春編を開催しました。
参加者からの熱い要望に応え、春と秋で年2回の開催を予定しています。前年同様、今年も定員を大幅に増やし、当日受付の参加者も含めて190人を越える人々が集まりました。
リピーターや口コミを通じての参加者も多く、男の生き方塾のOBたちの長年の積み重ねと活動周知が着実に実を結んでいることが感じられます。
企画・運営を担ったメンバーたちも前年度の反省を活かし、処々に工夫を凝らしながら講座や喫茶室の運営を進めており、やりがいや自身の居場所づくりへつながっていました。
 アンケートでは今回も継続を求める声が非常に多く、「リクエスト曲はこう選んだらどうか」等、より良い講座にするためのアイデアも参加者から寄せられるようになっています。
参加者側の積極的な姿勢を強く感じる本講座は、よりよい形を求めて、企画・運営のメンバーだけではなく、参加者も皆で作り上げていくワーク・ライフ・バランス講座となりつつあるようです。

 

平成30年度 カダール事業報告一覧

農業ウーマン 気がつけば農家の妻

日時:平成31年2月2日(土) 13:00~15:00
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」研修室
参加人数:40人
◆パネラー◆
 山田正樹・山田五月(山田ふぁーむ)
 小田桐克・小田桐雅子(Mugwort TOMATO)

 青森で米農家を営む「山田ふぁーむ」、トマトを生産している「Mugwort TOMATO」2組の夫婦がパネラーとなり、夫がサラリーマンから転身して農業を始めたいきさつ、乗り越えてきた課題や困難、工夫していること、これからの展望などについて話しました。「妻」の経営参画やキャリア形成、家族経営協定やワーク・ライフ・バランスなど男女共同参画社会形成にも深くかかわる話に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
 試食タイムでは、様々な種類のお米が味わえるおにぎりやライスサラダ、新作の「トマト味噌」を食べながらの交流もあり、楽しいひとときとなりました。アンケートには「就農希望者です。お話が聞けて良かったです」「どちらもご夫婦の良いあり方が出ていてとても感心しました」「試食大変美味しかったです。ごちそう様でした」「山田・小田桐御夫妻の生き生きとしたお話が聞け、夢が持てました」といった声が多く寄せられました。

 

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