令和元年度事業報告
令和2年度事業報告
令和3年度事業報告
令和4年度事業報告
令和5年度事業報告
介護者のしゃべり場カフェ「話して、聴いて、こころスッキリ」報告
日時:8月27日(日) ①10:00~11:30 ②13:00~14:30
場所:青森市働く女性の家「アコール」託児室
参加人数:①3人(内男性1人 女性2人) ②5人(内男性2人 女性3人)
介護に関する悩みや疑問などを、同じ立場の人や関心を持っている人と語り合うことで、介護を担っている人の孤立を防ぐための場を提供することを目的として開催しました。
また、情報を共有することで生活を楽にするヒントを得てもらい、介護を担う側のワーク・ライフ・バランスの充実に繋げていただければと思います。
◎グランドルールの説明
◎簡単な自己紹介
◎しゃべり場
最初は緊張していた参加者の方々も、お茶を飲み、お菓子を食べながら過ごすことで次第に気軽に話せるようになり、自分の抱えている悩みや今後についての不安などを共有し情報交換をすることができました。
また、今回の参加者の中には介護の当事者、経験者のほかに、将来のためにと大学生の方も参加してくれて、話し合いを通して介護について理解を深めている様子でした。
アンケートでは「定期的にこういったしゃべり場を開催してほしい」「またこのようなイベントを行なってほしい」「しゃべり場、介護の相談の機会を作ってほしい」という意見がありました。
今回の講座を通して、今介護を担っている方々だけではなく、これからの自分の将来を考え、親や兄弟の介護について不安を抱えている方も多くいるということを窺い知ることができました。今後も介護の不安や悩みを共有し情報交換をしながら、介護者の孤立や孤独を防ぎ、有用な知識や社会資源情報を得られるような講座の企画立案に繋げていくいことが必要だと感じました。
利用者会におけるミニ講座「どうつくる?アコフェスお祭り男」報告
日時:7月15日(土) 10:00~10:35
場所:青森市働く女性の家「アコール」会議室
参加人数:25人
利用者会に入会している当事者による話し合いを通じて、毎年9月に開催しているアコールフェスタで、男性も参加できるような共催講座を企画・立案するために開催いたしました。
【基礎講座】
◎働く女性の家「アコール」の役割について
◎男女共同参画について
【ワークショップ】
◎グランドルールについて(5人×5グループ)
テーマ「アコールフェスタに男性の参加者を増やすためのアイディアとは」
・付箋にアイディアを記入する(1人3枚が目標)
・机上の模造紙に付箋を貼り、読み上げる
・グループごとに出た意見を発表する
◆10:00~ グループワーク開始
◆10:25~ グループごとに発表 いつもアコールを利用している利用者会の方々ですが、改めてアコールの役割や男女共同参画について学ぶことで、知識を深めることができているようでした。また、アコールを利用しているサークル同士であっても、なかなか交流を図り話し合う機会がないため、今回のグループワークを通して交流を深め、和気あいあいと話し合いができている様子でした。
今回の講座では色々なアイディアが出され、中には「囲碁や将棋の大会」「コーヒーの淹れ方を学ぶ」というものもあり、また「男性向けの講座をたくさん考える」という意見も複数ありました。
今回の講座を通して、アコールが男性にも気軽に来館できる場所になるために、もっと工夫が必要だと再確認することができました。来年度以降も利用者の意見を聞く場として開催できればと思います。
「パパ・ママおでかけチルりんTIME~おしゃべりしながら、まったりベビーマッサージ~」報告
日時:7月4日(火) ①10:30~12:30 ②13:30~15:30
場所:青森市働く女性の家「アコール」和室
参加人数:①4組8人(内男児2人女児2人) ②4組8人(内男児2人女児2人)
材料費:500円(マッサージオイル代)
講師:澤野真希(日本アタッチメント育児協会認定ベビーマッサージインストラクター)
講師デビューした方に自身が持っている資格や技術を活かした講座を、前回の講座とは違う視点を取り入れた内容で開催してもらうことで、自身の能力向上や起業に向けたステップアップを促すことを目的として開催いたしました。
昨年講師デビューをした方に、昨年とは違う内容の講座の講師をしてもらうことで、講師自らのステップアップにつながっていると実感できている講座となりました。内容だけではなく対象となる受講生も違うことで、講座が始まる前に受講生の緊張をほぐすための会話や、自分の経験を交えたわかりやすい説明などで、会場の雰囲気を温かくすることでできていました。
受講生は最初は緊張している様子でしたが、赤ちゃんの月齢が近いということもあり次第に会話が弾み、保育所について情報交換をしたり、入浴の際に使用しているベビーチェアについてなど、話題が尽きない様子でした。
アンケート結果は午前、午後共に受講生から「満足」という回答で、「ママもリフレッシュになりました」「簡単に取り入れそうな内容だったので、毎日の日課に加えていきたいです」「子どもとコミュニケーションをとる方法を知れて良かった」など充実した時間を過ごせた様子が伝わってきました。育児は孤独に感じることが多いという受講生の声も多く、定期的に集まれるような講座やサークル活動の支援などが必要だと感じました。